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介護の仕事で苦手な人が多い『レクリエーション』。
午後の余暇活動として行うのですが、毎回「何をすれば良いか」と職員は頭を悩ませるものです。
利用者さんはご高齢の方が多く手足を動かし辛い方や車いすを使用している方もいて内容を決めるのが難しい。
しかし参加してくださる皆さんには全員楽しい時間を過ごしてもらいたいですよね!
今回は「これを行えば間違えない!」という人前に出るのが苦手な人向けの
鉄板レクリエーションを紹介します。
高齢者向け 介護レクリエーション① 体操レク
レクリエーションに参加してくれる利用者さんは体を動かすことに意欲的な方が多いです。
高齢者さんになっても前向きに活動されている方々を見ているとこちらも背筋がピンとなります。
そこで一つ目に紹介したいのが体操レク。
メリット
・体をほぐす、筋力を維持することに特化しているので高齢者さんからのウケが良い
・複雑な動きが少ないのでレク担当者(自分自身)がスムーズにお手本となれる
・同じ行動をすることで一体感が生まれて気分が爽快になる
これらの利点があります。
体が軽くなったり動かしやすくなったりと効果を実感しやすいところも
ご利用されている高齢者さんにとっても嬉しいポイントですね。
レク担当者も話術が必要なく手軽に行えるのが有難い。
ラジオ体操
ラジオ体操第1 | NHK -You Tube-
https://www.youtube.com/watch?v=feSVtC1BSeQ
ラジオ体操第2 | NHK -You Tube-
https://www.youtube.com/watch?v=dzQIMo-Xvyg
棒体操
【高齢者 体操】棒体操 初級編 -You Tube- めぐみ園
https://www.youtube.com/watch?v=9QmCQM2CNas
口腔体操
高齢者ムセ予防 嚥下体操 舌の運動・発声・マッサージ -You Tube- 青空体育の介護予防クラブ
https://www.youtube.com/watch?v=6b70CnH8woc
高齢者向け 介護レクリエーション② 風船バレー
通所(デイ)や入所で盛り上がらないことがないくらい鉄板のレクリエーション。
必要な物品は風船のみ。
メリット
・風船なので当たっても痛くない
・風船が不規則な軌道を描くのでラリーが上手くいかなくてもそれがまた楽しめる
・準備をするのが簡単
ボール遊びが苦手な人も楽しみながら参加できるのが風船バレーの強みです。
スピード感がなくゆったりと遊べて安全性が高いのも高齢者さん向けのレクとして嬉しいポイント。
対面でゲームにするのもよし、ラリーをどれだけ続けられるかまったり遊ぶのもよしの万能レクリエーションです。
みんなで「あはは」笑いながら楽しめます。
高齢者向け 介護レクリエーション③ 輪投げ
意外と高齢者さんに人気の高いレクリエーション。
みんな童心に帰るのか真剣に楽しんでくれます。
メリット
・的の位置を移動して難易度を調節できる
・腕の力だけではなく「どうすれば輪っかを枠に入れられるか」を考えるので頭の体操にもなる
下記のものは私が勤めている施設で使っている輪投げセット。
クリスマス行事で利用者さんへプレゼントとして購入したものです。
角張った部分がないので安全性が高い。
高齢者向け 介護レクリエーション④ テーブルホッケー
私が通所(デイ)で働いていた時の定番レク。
トラブルにならないよう配慮が必要にはなりますが勝負物は白熱して盛り上がります。
メリット
・対戦形式なのでゲーム性がある
・普段レクリエーションに参加したがらない男性の利用者さんも加わってくれる
イメージとしてはこんな感じです。
参考動画
【特選 高齢者レクリエーション】テーブルホッケー -You Tube- デイホームふゅうちゃあ
https://www.youtube.com/watch?v=bIHqNNS-DLI
作り方はこちらの動画が参考になると思います。
【高齢者レクリエーション】レク職人シリーズPart8 「テーブルホッケー」
https://www.youtube.com/watch?v=DjtJvH5xuTE
ボールは平らなものの方がベターです。丸いボールだと勢いがつきすぎてテーブルアウトしやすくなるので注意。
高齢者向け 介護レクリエーション⑤ 玉入れ
ボールをカゴに入れるだけの単純作業に見えて
難易度が絶妙に良く、団体競技なのでみんな真剣に取り組んでくれます。
結果発表の時にカゴからボールを出してどちらが勝つのかハラハラするのも醍醐味です。
メリット
・団体で行うゲームなのでみんな一斉に楽しめる
・必要物品がボールとカゴだけなので準備が楽ちん。新聞紙や段ボールを使って即席でも作れる手軽さ
上手く投げられない方もいらっしゃるので、カゴは職員が持って移動していくとより楽しめると思います!
高齢者向けレクリエーション⑥ ホワイトボードを使ったレクリエーション
頭の体操になるレクリエーションです。
野菜、果物など身近なものをテーマに
「どんな種類があるか」名前を出してもらい
ホワイトボードに書いていきます。
ある程度出尽くしたら
ホワイトボードをひっくり返して
何が挙げられていたかを思い出していきます。
利用者さんが自発的に考え発言することで脳のリハビリにもなります。
しりとり、ことわざ虫喰いクイズ
などにアレンジもできるのでレクリエーションのレパートリーに幅がでます。
利用者さんの言葉を拾いながら進行していけば良いので職員は流れに沿って司会をするのみ。
少しの工夫でレクリエーションを盛り上げられるので体を動かすのが苦手な方におすすめです。
番外編 少人数でのレクリエーション
別のアクティビティ活動で利用者さんがあまりレクに参加してくれない…、なんてこともままあります。
そんな時は少人数でカルタやトランプ、ジェンガなんかを利用者さんとおしゃべりしながら遊ぶのもあり。
Tought
以上が人前に立つのが苦手向けの介護レクリエーションになります。
この5つをローテーションしていけば「あの人また同じレクしてる…」なんて思われない、はず!
そして話術がまったく必要ないので恥ずかしがり屋でレクが苦手という人には重宝すると思います。
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