HSPの不安や緊張を解消する方法がわかります!

HSPは管理職の適性があるのか。長所を発揮しやすいリーダーシップ

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HSP気質が管理職で不利にはならない

多忙でストレスフルなイメージの強い管理職。

いざ仕事で昇進のタイミングに差し掛かった時、HSPのように心が繊細な人間に務まるのか不安に思う人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、HSP気質の方でも管理職として活躍することは十分可能です。

SNSやブログにはHSPさんが自身の気質と折り合いをつけながら

管理職として社会生活を奮闘している経験談が多くありますし、

私の職場にも周囲に気配りができて、物腰柔らかくみんなの和を大切にしてくれる

上司がいます。

HSPだからと言って人の上に立って仕事をするのは無理ということはありません。

HSP管理職はチームワーク重視の職場で力を発揮する

HSPの長所

・高い共感力

・小さな変化に気付く

・責任感が強い

HSPの高い共感力は顧客や同僚と良好な関係を築きやすく、ひとりひとりに思いやり寄り添うことができます。

小さな変化にも敏感なのでトラブルを未然に予防する能力に長けています。

又、細やかな視点を持てるので同僚の体調不良といった変化にもいち早く気づける利点もあります。

責任感も強く周りを大切にすることが出来るのでチームに信頼と安心を与えることができるでしょう。

HSPは「民主型」「関係重視型」の管理職が向いている

民主型のリーダーシップ

部下の意見を聞きチーム内に反映していくスタイル。管理職が引っ張っていくというよりサポート役になり部下と共同で意思決定を行っていきます。

関係重視型のリーダーシップ

部下と同じ位置に立って信頼関係を重視していくスタイル。助け合い、義理人情を動機にチーム内のモチベーションを維持していきます。

 

どちらもチームワークに重きを置いているので、

同僚同士が信頼し合え心地の良い環境にできること

意見を出し合うことで各々の社員が自律性を発揮しやすいのが利点です。

逆に意思決定や業務の改善に時間が掛かってしまうのが弱点になります。

 

努力をしているのに対人関係がいまいち良好にならない。

そんな時に役立つ一冊。

人の本質的な欲求を4つのタイプに分類して「お互いの理解し合えない部分」を理解するための本になっています。

 

人生の取扱い説明書

 

HSPが長期的に管理職を続けていくための鉄則

疲労やストレスを溜め込みやすいHSP。そんな中で管理職、役職を担っている方たちを調べていると似通った行動原則があったりします。

・1人で問題を抱え込まない

・理想の上司像に自分が囚われ過ぎない

・自分のタスクを後回しにしない

・休むのが苦手であることを自覚する

HSPは周囲、自分の期待に応えようとするあまり

自分自身を追い込んでしまう傾向がとても強いようです。

なので大多数の人が心の余裕が持てるくらいの仕事量を維持することを推奨しています。

自分一人では解決できない壁にぶち当たってしまったら悩みを共有して解消

仕事で悩み困っているけれど家族や友人に迷惑をかけたくないし相談をづらい。

そんな時は、オンラインカウンセリングに頼るのもおすすめ。

悩みを言葉にして吐き出したり、つらい感情を共有することで気持ちの整理ができます。

「もう自分はダメかもしれない…」と絶望感に苛まれていた心が、人に話を聞いてもらうだけで驚くほど軽くなったりするのです。

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※「メッセージやチャットよりも対面や口頭でのやりとりの方がいい」という方は心療内科でカウンセリング受診する方が費用を抑えられる場合が多いです。病院やクリニックの開運セリング相場はおよそ5,500円(30/1回)となっています。

HSPが実際に管理職になった時の体験談

私さといもは現在の職場で管理職をしていた時期があります。

結果としては1ヶ月で役職を降りおまけにメンタルを病んで休職しました。

・上司や部下との関係性に気疲れしてしまった

・指示や依頼するのが苦手で1人で問題を抱え込んでしまった

・職場でも家庭でもメンタルを回復する時間を持てなかった

これらの要因が重なってストレス過多で適応障害になってしまったんですね。

他者に気を遣い過ぎる、自分の感情を表にうまく出せない、休むのが下手とHSPの欠点がもろに出てしまい苦い経験となりました。

当時を振り返ると

「自分がしっかりリーダーシップを発揮して皆んなを引っ張っていかなければ!」

「みんなが働きやすいようにどんどん業務を改善していこう!」

と意気込み過ぎてしまい暴走して空回りしていたように思います。

HSPに向いているリーダーシップの型と真逆のことをしていますね…。

独りよがりにならずにもっとみんなと歩調を合わせていれば結果は変わっていたかもしれません。

ただ、1ヶ月とはいえ管理職の経験は密度の濃い勉強になるものでした。

そんな管理職ならではの利点も紹介していきます。

管理職はマネージメントの権限を持てる

管理職で1番のメリットはマネージメントの体験ができることだと思います

「部下を仕事でより活かすにはどんな役割を持ってもらうか」

「若手職員を育てていくために周りの職員をどう巻き込んでいくか」

司令塔として部署を動かす。

自分の身の回りのことだけ考えていれば良かった一般職と違い

俯瞰的な視点で物事を見る姿勢が求められる。

今までと質の異なる仕事をさせてもらえる機会はとても貴重なものでした。

コミュニケーションのバランス感覚が磨かれる

管理職になるとかなりコミニケーション力が問われます。

部下と友好的な関係性を保ちながらも

任せる仕事には責任を持って遂行してもらはなくてはなりません。

甘すぎてなあなあに関係になってはいけないし

厳しすぎて部下にそっぽを向かれてもいけない。

関係性のバランス調整を求められる場面が多くあるので対話の勉強になります。

しかし私には苦手な作業で上手く上司や部下との距離感が掴むことができませんでした。

逆に長く管理職をされている方はその辺の匙加減が上手くて

相手を意見を受容しつつ話のタイミングで新しい仕事を振ったり不満を受け流したりがするバランスが絶妙なのです。

新しい仕事の景色が見える

求められる役割が変わるので受け持つ仕事も変化する。

今までと違った角度で仕事と向き合っていきます。

介護の現場で例えると

一般職はフロアの中で考え解決できる問題を取り扱えば良いのに対し、

管理職はフロア内部だけではなく外部と連携を取る必要があったり関わらなければならない人が格段に多くなります。

結果的にひとつ一つの仕事に対する捉え方が多面的になります。

Thoughts

中間管理職は経営側からの圧力と現場の部下からの突き上げで板挟みに合いストレスフルで大変そうというイメージがあると思います。

実際それも事実なのですがそれでもまったく恩恵がないわけではありません。

特に今までと違う立ち位置で仕事をできる経験やマネージメントする機会を得るというのは希少です。

私は管理職として良い結果を残せませんでしたが、

行動」したことで得らたものは多くありました。 主任での経験や挫折は私の大切な財産になっています。

凡人が持てる長所

今でこそ仕事をライスワークとして考えていますが、

少し前まで「介護主任になるぞ!」と仕事に勤しみ燃えていた時期があります。

そんな時、特別な才能のない凡人の私が持っていた武器があります。

それが「即行動」すること

動き出し。行動に移すまでの初速を他の職員より1、2歩早くしました。

効果は抜群です。

それだけで私は管理職になることができました。

即行動とは具体的に…?

上司や先輩社員が作業中に「〇〇やっておいて」と現在行っている事とは別の仕事を依頼してくる場面が往々にしてあります。

大概行っている作業が終わってひと段落してから頼まれごとをやろうと後回しすることを考えます。

ですが、多少効率が悪くなったとしても現在の作業を中断して頼まれた仕事を取り組んだ方が社内評価は上がります。

理由はもちろんあります。

なぜ自分にとって微妙なタイミングで上司や先輩は仕事の依頼をしたのでしょう?

おそらく相手は、「こちらの都合を考慮できないくらい余裕を持てていない状態」にあるのです。

そして「誰かに仕事を振ってそれを片付けてもらうことで自分自身の悩みを減らしてスッキリさせたい」と考えているはずなのです。

なので物事を頼むのです。

相手側からすると即行動して自分を楽させてくれる人は「仕事の早い」「信頼できる」「気持ちのいい」人物という評価になります。

 

逆に普段の仕事を優先する人はそれほど評価をされません。仕事に対していくら一生懸命で誠実であったとしても他者から見ればそれは「当たり前の仕事」を真面目にやっているだけにすぎないからです。

 

即行動の付加価値

「即行動」には希少性という付加価値があります。

私たちが即行動できない理由に「面倒臭いから」が挙げられます。

・今行っている作業を中断しなくてはいけないから「面倒くさい」

・頼まれた仕事を片付けるには頭を切り替えて新たに思考しなくてはならないので「面倒くさい」

頼まれる内容自体は「誰にでもできる」難易度の低いものなのに

みんな「できない」のではなく「やらない」。

面倒臭いから。

 だからこそ付加価値、希少性が生まれます

「すぐ行動する」これこそが凡人でもすぐに手に入れられる長所なのです。

 

管理職を降りてから気づいたこと

仕事に対するモチベーションは人それぞれという話。

やる気がある人もいればやる気のない人、生活のために粛々とこなしている人など十人十色の人物が集団となって業務をこなしています。 

私は効率的に、作業工程をできる限り減らして短時間で仕事をこなす働き方が好きでした。

一つの仕事を「単純」「シンプル」にすることで作業負担が減り他の仕事も取り組みやすくなると考えていて、

仕事を減らしてシンプルにすることがみんなの利益になると考えていたからです。

でも、現実は違いました。

作業工程を減らしたからと言って今まで以上に仕事が回り質が高くなるということはありませんでした

20分かかる仕事を10分で終わらせられるように効率化しても結局作業をゆっくり20分かけて行うだけ。

効率が上がったはずのに生産性は下がってしまうのです。

仕事に意欲的でない人は現状よりプラスアルファの行動は取りません。

仕事への思い入れは人それぞれ。

「職場をより良くしようと思った」期待は執着へと変わっていく。

独りよがりの善意は良い結果を生まない。

とても教訓になったことです。

無駄な作業をする逆張り

仕事をしていると「この作業に何か意味があるのだろうか…?」

と疑問にぶち当たることがあります。

職員の負担にしかなっていないような誰が得するのか謎の業務。

しかし不思議なことにこの誰得作業を増やすと人はキビキビと動き出し始めます。

そして面倒な仕事を終わらせようと職員間で連携が生まれていきます。

余裕もないので不平不満はあっても楽をしようとする人は少なくなり雰囲気が引き締まる。

ハタから見ると愚策にしか見えませんが、

非生産性が作業の効率化を高めることもあるのです。

 

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